Autumn / Winter 2023 for Buyer & Press

バイヤー・プレス 各位
SUTOOHは、AW21よりスタートしたニット・カットソーを中心としたレディースブランドです。年2回の展示会をベースに活動していきます。
''上質で肌あたりの良い原料だけれど特別過ぎない、生活の一部として着る為の日常着。ベーシックをブランドなりの解釈で創造的に表現する。’’ をコンセプトに、ライフスタイル系ブランドとして日常着をデザインしていきたいと思います。
シンプルで上質な作りの良いアイテムが並ぶ店内にすっと混じる事の出来るような、そんな商品をデザインするよう心がけています。飾りすぎない服やライフスタイルを好む人が選ぶ、ベーシックの延長線上にあるキーアイテムのような服作りを ''ベーシックを創造的に表現する'' と定義しています。
● AW23 シーズンコンセプト / カラー
昨年、素敵な編み子さん達との出会いがあり、量産が難しい手編みのアイテムや手作業による刺繍等が実現した ' 手仕事 ‘ をテーマにしたコレクションです。機械編みだけでは表現できない、手編み特有の表情感のあるニットアイテムをデザインしました。また、アイルランドのアランセーターやスコットランドのフェアアイル等の伝統的なニットからインスピレーションを受け、柄、シルエットをモダナイズしSUTOOHのニットに落とし込みました。
シーズンのキーカラーは、C/# Wine Red 熟成した赤ワインの様な深みのある赤、コーディネートに取り入れやすいC/# Beige系のカラーです。
 
《 Wool Cashmere Silk Hand Knit 
今シーズンのキーとなるアイテム、手編みのマフラーと帽子。SUTOOH定番のウールカシミアシルク糸を太いコード状に撚って使用しています。ふっくらバルキー性があり、肌あたりの良い素材です。一枚一枚、熟練の編み子さん達が棒針で編んでくださっています。アラン模様の生命の木やケーブル柄を組み合わせデザインしました。

《 Wool Cashmere Silk Knit 》
上質なラムウールにカシミヤとシルクをブレンドした、柔らかく肌あたりの良い太番の紡毛糸を使用。カシミヤの滑らかさとシルクのしっとり感を併せ持った特別な素材です。リラックス感のあるラグランスリーブのプルオーバーに、ゆったりとした首元でストレスなく着られるタートルネックワンピースの2型展開です。両型とも、背中に手刺繍のSUTOOHマークを刺しています。

《 Wool Cashmere Silk Circular Knit 
SUTOOH 定番のウールカシミアシルクの糸を使用し、ジャガード柄を球心に編んだニットです。クラシックな柄をグラフィカルにする事で、現代の日常着にモダナイズしました。Sand Beige x Medium Blueの組み合わせがおススメです。 ウィメンズ、メンズ両サイズで展開致します。※モデル (165cm) 着用はメンズサイズ。
《 Wool Diamond Lace Cardigan 
メリノ種とシェットランドウールを交配させた、カムバックラムという種類のウール糸を使用。メリノの柔らかさと、シェットランドの弾力性&耐久性を兼ね揃えた素材です。膨らみ感がある糸なので、柄を編むとふっくらと柄が際立ちます。生命の木やケーブル、ダイヤ柄をちりばめた総柄のカーディガンです。
《 Embroidered Wool Mohair Silk V Neck 》
ウール糸とモヘアシルク糸をプレーティングと呼ばれる編み方で編んだ太い衿リブが特徴的なプルオーバー。衿端をブランケットステッチと呼ばれるステッチでかがっています。ゆったりとした着丈の長い一枚。

《 Wool Pile 
カットソー定番の裏毛 (パイル編み)を、肌あたり良く上質なウール100%の糸でふんわりと編んだ素材。とても温かく、そして軽い、ストレスなく着られる一枚です。開襟えりのカーディガンと、パンツの2型展開。それぞれ手刺繍 xx が入っています。ウィメンズ、メンズ両サイズで展開致します。※モデル (165cm) 着用はメンズサイズ。
《 デザイナープロフィール 》
吉田里子
女子美術大学にてコスチュームデザインを専攻後、セントラルセントマーチンズ入学の為渡英。ヨーロッパの感度の高いファッションやアートと常に隣り合わせにおり、イギリスでの生活が自身の感性を養う大切な時間だっだと考えています。大学を卒業後、国内外のコレクションブランドにて二ット、カットソー、小物のデザイナーとして10年以上キャリアを積んでまいりました。2020年8月まで在籍していたマーガレット・ハウエルに携わる中で経験した、国内の協力工場様と妥協のない物づくりへの姿勢、上質な天然繊維100%の原料へのこだわり、ライフスタイルブランドとしてのデザインの在り方、英国ブランド独特の色彩感覚が、自身の今後の方向性を大きく構築したと考えています。
2021年1月に個人事業主としてトトデザインズを開業。SUTOOHの運営以外に、フリーランスのデザイナーとしてニットブランドのデザイナー、ニット工場様へのデザイン提供等を行っております。